炉と冷却器
> Paintshop > 炉と冷却器 >

SLIDE14その画期的なデザインで一目でそれとわかるジョットは、Geico の研究開発による炉で、従来の炉のような正方形や長方形とは全く異なる、円形の炉です。この革新的な形状により、組み立て作業を最適化することができ、また側面のカーブを炉の機能部分として最大限に活用することも可能で、炉内部と車体表面の熱い空気を流布することに役立ちます。

円形はシンプルな形状で、また清掃も容易です。さらに従来の炉の断面に比較して、表面積がより小さくなっているので熱の放散が少なく、その結果プラントのエネルギー消費の削減にも貢献します。

SLIDE11Dryflex は全く新しいコンセプトの炉で、触媒パネルの高い熱伝導効率を従来の対流による熱伝導と統合させて、焼付けを最適化し車体表面の温度を均一にしています。

Dryflex は触媒ガスパネルを伴った赤外線焼成システムにより、エネルギー消費量の削減と炉の長さの短縮を実現しました。またパネルが炉の前部分に置かれているため、高エネルギーを能率的に車体に伝達することができるので、所要輸送時間が短縮され、従って炉全体の長さも短縮することが可能になりました。

このソリューションにより、赤外線発光スペクトル内のエネルギー放出を最大限に活用することができるので、温度上昇時間を 15% 以上も短縮することができます。

実際にDryflex は、炉の初期熱慣性がより短く、交換面積が小さくより大きな熱伝導効果により、エネルギー消費量が顕著に減少しています。

さらに、炉の初期部分での空気の流れが少ないので、塗装後まだ乾燥していない車体表面にほこりの粒子が付着する可能性が低くなります。

 

SLIDE12Speedry (スピードライ)、または、触媒ガスパネルを伴った赤外線焼成システムの使用が最も推奨されるのは、高い生産能力での手直し修正ゾーンです。迅速な乾燥と効率の良いエネルギー伝達により、低いエネルギー消費のシンプルで、かつユニット構成のシステムです。

利点は数え切れないほどあります。何よりも先ず、焼成時間の短縮とエネルギーなどの消費率の減少、プラントの起動時間の短縮が挙げられ、これらの点は、手直しが必要な部分のみに処理を施すことができることから、可能になりました。

別個の独立した構造においては、赤外線スペクトル範囲内でエネルギーを放出する触媒パネルが車体の輪郭に沿い、塗装済みの車体表面を、小~中面積に分けて焼付けをしていきます。

 

slide1ELENE (ELastic ENergy Ecology : エラスティック (柔軟性)、エネルギー、エコロジー ) 炉は、市場の需要に対応する必要のある生産に対応して、その長さを変更することができる炉です。従って、プラントは計画された生産能力に対して作動していたとしても、実際の生産車体台数は、それよりも少なくなることがあります。

E3 炉のソリューションにより、その時点で取り扱っている製品に合わせて、実際に必要な炉の通風状態とその長さを、調整することができます。

計画された製造を、それよりも少ない数のプランに変更した場合、作動中の加熱ユニットの数とそのセットポイントは、実際に処理されている車体数の焼成に合わせて変更され、従って、大幅にエネルギーを節約することができます。

このプラントソリューションは、ELENE ブースのソリューションと組み合わせると、非常にさらに興味深いものとなります。

slide7環境は Geico が重んじる資産のひとつです。この視点に基づいて研究し実現したのが炉の統合燃焼装置 (ITO) で、排出蒸気中に検出される VOC (揮発性有機化合物) 値を減少させることが可能です。

VOC の各炉ひとつひとつに対して適用され、燃焼により生成された熱を回収して、炉そのものの加熱に使用できます。このシステムは過剰エネルギーの回収と統合させることができ、従来のエネルギー担体 (例えば温水など) の消費削減に使用することができます。

slide16特に高容量・低濃度の場合に適し、RTO (蓄熱燃焼装置) は高容量・低濃度に適した燃焼システムで、集中化ソリューションを用いて実現されています。通常、回収したエネルギーを統合し、従来のエネルギー担体 (例えば温水など) の消費削減に使用することができます。

slide126過剰エネルギーの回収、従って従来のエネルギー担体の消費の削減は、環境に最大の重点をおき、Geico が常に自身に課してきた目標のひとつです。

そのため、排出される蒸気から熱を回収するための空気水交換器を用いた回路を使用して、いくつかのソリューションを割り出しました。

このシステムは高温の蒸気が通る全てのダクトに使用することができます。特に燃焼装置 (RTO または ITO) の排気筒内の熱の回収最終部分に使用することができます。

SLIDE111車体の取り扱いは、最も重要な操作のひとつであり、また同時に炉内での難しい作業でもあります。そのため Geico は、特定なニーズにたやすく柔軟性をもって対応できる、アドホックなシステムを設計しました。

その中でも特筆に価するのはテーブルコンベヤで、これはモジュラースキッドコンベヤシステム (一続きのテーブル) の派生システム (バイプロダクト) で、塗装部門内の様々なエリアを接続するために使用されています。数あるメリットの中でも、柔軟な運動、モジュール方式、保守性および機器の設置のシンプルさが際立っています。

テーブルが設置されている環境は高温なので、機械部品および電気部品の両方に関して、特別な保護と対策が必要になります (通常テーブルのモーターは炉の外に配置されています)。

 

chain_slide1300処理を施す車体を、一列に並んだ炉の内部を連続移動させるコンベヤシステムです。シンプルで、信頼性が高く、保守の容易な、十分に確立したシステムです。

このコンベヤは基本的に二重のチェーンで構成され、そのチェーンの上に車両が載せられたスキッドが配置されて、一定の速度で前進していきます。この速度は、変更することも可能です。

Geico ではこのコンベヤの、炉の長さ (一重のチェーンまたは二重のローラー)および潤滑 (自動潤滑チェーンまたは、精巧な潤滑システムによる潤滑)が異なるいくつかのタイプを提供しています。

Geico はまた、管状炉の断続的な動き (ストップ&ゴー) を伴ったタイプチェーンタイプのコンベヤの製作も可能です。

slide122新しいコンセプトのコンベヤで、車両を塗装の様々な行程の中を運ぶために使用されているスキッドは、完全に新しく再設計されています。実際、最小化され、支点と横ばりが交換されています。

このソリューションは、ディッピング処理において、塗料の移し替えが少なく、溶液の汚れの少なさを保証します。

さらに、スキッドの表面積が縮小されたので、塗料の量やスキッド上に落ちる汚れが減り、塗装処理にプラスの効果があります。

また、炉内に入る金属の重量が減るので、そのエネルギー消費量が削減できることから、炉内での焼成過程もスキッドレスコンベヤの特徴を高めています。

slide123処理を施す車体を、キャノピー炉内、およびカーブのある炉内を連続移動させるコンベヤシステムです。Geico はコンベヤ分野において広範囲にわたる経験を持ち、コンベヤは Haden 製造のモデルに関しては、継続して代理となっています。

これらはシングルセントラルチェーンコンベヤで、低部の径路を移動し、その部分にに「ピン」が連結されています。そのピンに車体を支えるスキッドを「留め」れたり「外し」たりします。

このタイプのコンベヤは非常に大きな荷重を牽引することができ、またキャノピー炉の特長である垂直・水平両方のカーブにも対応することが可能です。シンプルで、生来性が高く、保守が簡単な、十分に確立したシステムです。