手作業による製品の準備、配分、および塗布
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slide132シーリングと防音材を正しく取り付けることは、製造プロセスにおいて大切な部分を占め、塗装製品の最終品質に影響を及ぼします。

製品

接着剤:

  • 構造用接着剤および半構造用接着剤は、全てのタイプのスチールをフランジとヘムの位置で機械的に接合する目的で使用されます。
  • フラッター防止接着剤は素材を接着するための熱可塑性プラスチック材料ですが、その膨張状態にあっては、焼付け処理中にパネルの間の空間を埋めるための材料でもあります。

シーリング材

  • 高い保護機能と耐水性のために、車体の内部および外部の両方に使用され、また外部の美しさを保つためにも用いられます。

サブボディ PVC

  • この部分のもっとも重要な用途は、車体下部表面と車体底部側面を腐食から守るためであり、さらに地面から来る衝撃から機械部分を守る役目も果たしています。

シーリングライン

シーリングラインにはシーリング材が施されており、水、チリおよび埃、煙などが車内に進入しないように、空いている全ての隙間、および車体パネル間のインサートとハウジングを塞ぎ、またパネル自身も腐食から守ります。

ポンプシステムはラインの近くか、またはマスティックユニットの中に設置するのに適しています。設置は作業場の労働安全衛生法に準拠して行ってくだ さい。RAM ユニット(供給ポンプ)は、ノイズレベルを下げることや、オペレーターの安全を考慮に入れて密閉されたスペース内に取り付けるかなどを考慮し、必要な場所に、システムの 中に入れて一体化させるか、またはシステムに備え付けるかしてください。

続いて製品は手動および自動の作業領域に送られ、調整装置によって、塗布に適した圧力に補正されます。圧力は 20 バールから 160 バールで、必要な場合は、それ以上に設定されます。

塗布用のガンやスプレーノズルは、生産プロセス (押出し成形、フラットストリーム、旋回、その他) に記されている作業範囲の遵守を保証するために、お客様および製品にサプライヤーと一緒に検討されます。

Geico が作成したシーリンググループには、多くの長所があります。その中にはレールに沿って移動するツール運搬システムを備えることができる作業領域があり、ま た、オペレーターの作業領域を快適かつ清潔にするパイプ運搬システムがあります。このようにして、エルゴノミクスに則った必要条件が満たされ、オペレー ターの作業が快適になります。照明もまた、塗装のことなるエリアごとに、そのエリア専用の設計が施されています。ただし生産の必要に応じて適用できるよう に、柔軟性を残している部分もあります。

slide151重要な塗料メーカーおよび主要ロボットや機械サプライヤーとのパートナーシップにより、Geico は塗料塗布システム、マスティック樹脂、および種々の保護剤などの、主要企業のひとつとなりました。

製品

主要塗料メーカーとのパートナーシップにより、Geico は塗装処理の質的手法を改善する新しい塗装テクノロジーの、たゆまない開発を続けています。

顔料:

塗料に色彩と濃度を与える粉末状のものです。 水にも溶剤にも溶けません。有機性、無機性、メタリック、または雲母質のものがあります。

樹脂:

塗料の透明部分で、顔料を融合し、輝き、硬度、粘着性、その他の特質を与えるものです。 天然のものと合成のものがあります。

溶剤:

樹脂を溶解して、樹脂と顔料とのより良い混合状態を作り出し、塗布に適した粘度を塗料に与えます。

添加剤:

塗料にその製品独特の特性を与える化合物です。

塗料の準備と配分

塗料の保管および準備において確実に守らなければならないのは、製品の適正な温度での保管、溶剤、補助溶剤、あるいは添加剤 (必要な場合) での溶解、塗装ブースへの配分で、このようにして製品の特性が保たれ、高い品質を維持できるのです。これら全ては塗料にストレスをかけないためで、製品の 主要サプライヤーが推奨する制限速度を守りながら、お客様のご都合も考慮します。塗料ユニットと塗料の配布システムは、溶媒系塗料用または水性塗料 (WB) 用に特別に設計されています。特に水性塗料は異なる独自性を示し、それぞれの状況に応じて適正な取り扱いが必要となります。

Geico は主要塗料サプライヤーの要求に余すところなく応えるように技能を開発し、製品のパフォーマンスのみならず保管寿命も保証します。

お客様のご要望に応じて、塗料ユニットは広範囲にわたる設備一式、およびドラムの操作や撹拌システムを備えることができます。

水性塗料はサプライヤーからすぐに使用できる状態で供給されますが、弊社でチェックし、必要な場合は調整します。一方溶媒系塗料は、規定の粘度を得 るように希釈します。これは Geico が提供したシステムを使用して行われます。この中には極めて高いパフォーマンスをお約束するポンプも含まれています。

塗料の配分やその条件は、介入措置を行う必要がある場合に操作がやりやすいよう、ブースのレイアウトに合うように検討されています。

手作業による塗装

ブースに到着した製品は、スプレーガン (帯静電気または非帯静電気) で塗布されます。

手動操作ステーションはそれぞれのお客様のご要望に応じて設計されて、Geico の塗装ブースに組み込まれます。

自動カラー変更システムを選択することも可能です。このシステムでは色の変更ごとにオペレーターがスプレーガンの清掃をする必要がなく、しかもガンには既定の色が絶えず充填されており、使用の準備が整っています。タッチパネルまたはランプによる通報システムにより、自動操作のうちのどの段階が現在実地されているかが通知されます。

このシステムの設定は極めて幅広い柔軟性を持っており、機械が色を使用しないダウンタイムが長くなると、特別な洗浄サイクルにより、自動的に管理することができます。

この自動システムに代わるシステムとしては、オペレーターがひとつ以上のパイプを使用することができ、オペレーター自身がクイックリリース継ぎ手を使用して接続を行い、必要に応じて溶剤を使用してパイプを洗浄する作業に進むことができます。

この洗浄作業では、かなりの量の溶剤を必要とします。

Geico は洗浄に使用した溶剤を回収するシステムを考案しました。このシステムにより、回収された溶剤は塗料ユニットへ送られてタンクに溜められ、素早く清浄処理されます。

使用されているスプレーガンは主要メーカーにより製造されたもので、様々な幅広い塗装に対応できるよう、お客様のニーズに合わせて選択されます。

ブース内の操作ステーションは、塗装ブースの構造自体に一体化されるように設計され、人間工学に基づいた必要条件を満たすように設計されています。