塗装ブース
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SLIDE9-2Amir は塗料の塗装を行うブースの名前で、アルミニウム製の枠組みとガラスがはめ込まれた壁で構成されています。幅広い研究の結果、現代的で、しかも人間工学に即したデザインのブースを実現させることができました。.

Amir ブース内の塗装ゾーンは、アルミニウム製の枠組みで一部分または全面的にガラスがはめ込まれている壁の内部に、組み込まれています。骨組みの枠とその結合 部分には、可能な限りほこりや汚れがたまるのを抑えて、清掃や保守作業が容易く行えるよう、特別な設計が施されています。さらに、ロボットを収納する機 器、およびスプレーガンなどを保管するボックスを側面の壁に組み込むことができるよう、あらかじめ想定して設計されています。

Amir ブースは、自動車業界において、最も美しく、かつ機能的なデザインを代表するブースです。

SLIDE1ハイドロスピン プラス は現在の市場において、より近代的でより能率的な塗装ブースから抽出された空気を洗浄するためのウェットフロアブースです。それはこの業界における長い経 験の成果であり、全ては Drysis 社が初めて開発したシステムに遡ることができます。その後 50 年以上の長い年月にわたり、そのステムに変更や改良が重ねられ、それはまずは Haden により成し遂げられ、それが Geico へと受け継がれてきました。こんにちでは、技術的な性能にも、また保守の簡便さにおいても、最良の気体洗浄装置を代表するものとなりました。

ハイドロスピン プラス は、塗料の塗布作業中に塗装ブース内で発生するスプレーしぶきによる塗料微粒子を空気から取り除くために、水を用いて抽出空気の並流式での洗浄方式を活用します。

 

slide21ドライスピンは非常に画期的なブースの床面で、塗料のスプレーしぶきの乾燥分離を基本としています。ドライスピンという名前が示すように、分離に水ではなく、炭酸カルシウムを使用する、完全にドライなシステムです。

ドライスピンシステムは、空調に対する費用の大幅な縮小を可能にします。実際に、放出された空気は特別な処理をせずに、自動制御セクションで再利用可能されます (一方床面がウェットなブースでは、放出された空気を脱湿し、その後加熱する必要があります)。

ドライなシステムであることから、ウェットフロアブースでは再循環水の品質を保証するために必要不可欠なブースの水処理が不要です。さらに、水の再循環ピットが不要であることから、シンプルでコンパクトなシステムです。

SLIDE10モジュール構成、コンパクト、シンプル。これらの特長により、パウダースピンは、自動車業界において、粉末系塗料の塗布にとって、理想的な塗装ブースとなっています。

塗料の塗布作業中、車体に付着しなかった塗料の微粒子は、降下する空気の流れに乗って、ドライフィルターユニットの中に運ばれます。ドライフィル ターユニットでは塗料が捕獲され、空気は通過して、その後リサイクルされるか、または放出されます。ブースの床とフィルターユニットの間は円錐形状に連結 されており、その部分は壁面に粉末が付着したり、またフィルターの詰まりが発生しないように設計されています。その結果、フィルターユニットの寿命も、よ り長くなります。フィルターに捕獲された粉末は回収され、再利用することができます。

パウダースピンは、液状塗料のシステムに比較して、極めてグリーンなブースです。液状塗料を使用した場合の、ブースのウェットまたはドライの床に対する特有の処理が不要なことから、エネルギー消費量を大幅に削減できます。

SLIDE-copia1Geico が自身に課している主要目的のひとつとして、エネルギー消費量の削減に、段階的にそして顕著に、貢献していくことが挙げられます。このことは空気の流れを 常に最適化することにより、可能になります。次に Geico により確認されたいくつかのソリューションを示します。

エアーカスケード: アンビエント空調における省エネに関して、Geico はロボット制御塗装ブース内の、手動による塗装ブースから摘出した空気を再利用することをお勧めします。

空気再循環: 同じブース内の抽出空気を再利用するもので、溶剤濃度を抑制し、アンビエント空調の消費量を最小にするために、最低必要減の再生を保証します。

6 ゾーン: 塗装に必要な温湿度条件に応じてエネルギー消費量を最小に抑えることを対象とした、最新のロジック操作による空気処理ユニットです。

CTA (Air Treatment Unit: 空気処理ユニット) オペレーティングソフトウェア: CTA (空気処理ユニット) を監視するソフトウェアで、ブース内で行われる作業 (塗装、清掃、保守、勤務シふとの交替、プラントの停止) に基づいて、流量と気温を調整します。

回収後の熱利用システム: エンタルピーやサーマルホイールを用いて、ブースから放出された空気中に含まれるエネルギーを回収し、送り込む空気を冬季には温め、夏季には冷却します。

SLIDE21-2排水処理は、塗装ブースの再循環水から塗料スラッジを分離し、脱水するシステムから構成されています。

塗料スプレーしぶきは塗装ブースの底部を流れる水により集められ、デキャンティングピットに送られます。その中で塗料を水面に浮遊するものと凝集するものとへの分離を促進する化学製品の量が決められ、添加されます。

このようにして生成されたスラッジから、さらに機械処理により水が分離され、この水がハイドロスピン プラスブース底部の分離手段として再利用されます。処理ピットは塗装製品により分けられるか、または塗装製品に応じて、数箇所の塗装ブースからの水を収集 することも可能です。

生成された塗料スラッジには次に脱水処理が施され、水分濃度とその体積と重量が減らされます。

SLIDE19RTO はブース内の塗料から揮発する VOC (揮発性有機化合物) の排出を抑えるために考案された焼却システムです。このシステムは特に大容量で低濃度のケースに適しており、集中化ソリューションを用いて実現されています。通常、回収したエネルギーを統合し、従来のエネルギー担体 (例えば温水など) の消費削減に使用することができます。大きな交換面積を持つセラミック製インフィルを用いることにより、98% までの熱効率を実現させることができ、従って消費削減につながります

dryspin_2185-MOVIMENTOスライディングフロアのメリットは、先ず第一に、ブース内の格子の清掃に関するコストと時間が大幅に削減できることです。理由は塗料を塗布する段階に格子を完全に隠すことができるので、格子が塗料で汚れずにすむからです。そのため、特別な保守が不要なシンプルなシステムです。

塗装ブースの床の格子は 2 つの水平な歩行者用の「シャッター」で、ブースの左右両側に配置されています。塗装作業中は、この格子はブース外部にあるカウンタープーリーにより巻き取 られ、従って通常歩行している面が消滅します。一方、保守や清掃の際には格子は元の場所に戻り、そのためオペレーターはブース内部の作業ができるようにな ります。

 

slide1371ELENE (ELastic ENergy Ecology : エラスティック (柔軟性)、エネルギー、エコロジー) 塗装ブースは、手動または自動操作による塗装ブースで、ブース自身の作業長を製造の必要性に合わせて適合させることができます。

塗装プラントの生産は、しばしば市場の需要による影響を受けます。従ってプラントは計画された生産能力に対するように作動していたとしても、実際の生産車体台数は、それよりも少なくなることがあります。

ELENE のソリューションにより、その時点で取り扱っている製品に合わせて、実際に必要なブースの通風状態とその長さを、調整することができます。

ある生産からそれよりも少量の生産に移行した場合、ブースのいくつかのセクションでは通気が行われなくなり、塗装作業 (手動または自動) は空力的に運転中のゾーンに応じてそれぞれ個別に分けられます。

作動ブースの長さは、その時点に処理中の実際の生産に合わせて調整され、際立つ省エネの効果が得られます。

SLIDE22フラッシュオフは、水性塗料に含まれる水分を蒸発させるゾーンで、透明エナメルの塗布前にこの作業は実施されます。

従来の熱風によるフラッシュオフの他に、Geico はサーマルホイールでの熱風、または直接蒸発により水分を取り除くフラッシュオフも開発しました。

slide138これはスキッド上で車両を取り扱うモジュラーシステムで、Geico が特許を取得したものです。車体へのほこりや汚れの付着を大幅に減らし、またそれらを車体から簡単に取り除くのに適したシステムです。

Newty システムでは、テーブルコンベヤまたは連続チェーンコンベヤの一部分を交換することができます。

  • これは閉じたトンネル状の形で、内部には歯車機構とベルト、またはチェーンが設置されています。そしてこれらの機構がローラーを作動させ、そのローラーに乗っているスキッドが車両を運びます。チューブ状のトンネル形状のため平らな面が少なく、またコンベヤシステム全体の表面積も少なくなるので、ほこりや汚れの付着が減り、清掃もより容易です。
  • 内部の保守は、取外しが可能なハッチより、行うことができます。

 

slide19-2非常に柔軟性のあるシステムで、テーブルコンベヤにより車体のスプレーブース内での処理が可能になり、さらに限られたスペース内でも連続または断続的な動きを容易く交互に行うことができます。

このコンベヤはモジュラースキッドコンベヤシステム (一続きのテーブル) の派生システム (バイプロダクト) で、塗装部門内の様々なエリアを接続するために使用されています。機器の設置においても、非常にシンプルなソリューションです。

 

slide8チェーンコンベヤは、処理を施す車体を、作業領域内にわたって連続移動させる、シンプルで、かつ十分に確立したシステムです。

このコンベヤは基本的にチェーンで構成され、そのチェーンの上に車両が載せられたスキッドが配置されて、作業の所要時間に合わせた一定の速度で前進していきます。この速度は、変更することも可能です。

塗装オートメーションやオペレーターは、停止することなく前進して行く「車両の後を追う」ようにして、一連の作業を実施していきます。処理の種類、従って、これらの作業が実施される環境には、特別な保護と対策に配慮することが要求されます。チェーン側面は可能な限り汚れが付着しないように設計されています。

 

SLIDE20-2これはプラントの床部分に直接統合された、ローラー付きコンベヤです。外に露出している部分が少ないので、従って汚れる面も少なく、そのため清掃と保守が容易なユニット構成のコンパクトなシステムです。統合コンベヤは、シンプルで、かつ、充分に確立したシステムであり、立ち上げが容易で素早い設置が特徴です。

一般的にコンベヤはプラントを構成している一部ですが、プラントとは独立して管理されています。作業場の特質 (塗装ブース、シーリング、作業領域、制御または手動作業ゾーン、保管など) に合わせて、Geico はコンベヤシステムの構成要素を直接構造内に統合するか、あるいはプラントの一部の床に組み込むプラントのソリューションを考案しました。