塗料の塗布と清掃のオートメーションシステム
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slide3自動シーリング

Geico はマスティック樹脂、スプレーの防音素材、および種々の保護剤などの適用・取り付けシステムにおいて主要企業のひとつとなりました。Geico はロボットや機械、車体の塗装機械の主要サプライヤーとパートナーシップを組み、事業を進めてまいりました。このことにより Geico にとって、作業の質を高めるための新しいテクノロジーを開発することや、最新の製品とテクノロジーにより自動塗布に関するソリューションを極めて短時間 で提供し、その結果、プラントの可使時間を顕著なまでに延長させるということが可能になりました。

消費の無駄を省き不完全な製品を減らすことは、Geico の塗装システムにおいて、時間と原材料の顕著な節約につながります。さらにバイパスラインへの手直し修正の作業回数を徹底的に減らすことは、生産全体の節約に対して重要な貢献を果たすことになります。

slide124Geico は車体の内外両面の塗装のための様々なプラントのソリューションに関する全ての点において主要企業のひとつとなりました。

車体表面を水性塗料、単一溶媒塗料、またはバイコンポーネント塗料で処理するかなど、お客様のニーズに合わせた塗装処理タイプに基づいた完全自動化 システムを提供することができます。それだけではありません。塗装分野における長年の経験を生かして、Geico は生産する車体に対してのエネルギー消費とそのコストを最小化するための最良のソリューション (特にプラントレベルにおいて) を確実にお届けすることをお約束します。

塗装には数種類の異なるタイプのアプリケーターを使用します。可能であれば、塗料の消費を顕著に削減することのできる内部負荷静電噴霧器が推奨され ます。さらに自動清掃装置を使用することにより、手動で行う作業が大幅に削減され、そのことは製造ラインにおけるさらなる効率化につながります。

それぞれのロボットには独自の塗装集中制御システムが備えられており、処理を行う車体表面の特質に基づく塗装のパラメーターを最も効果的に調整する ことができます。塗装に携わる全てのシステムはマニピュレーターの水平アームの中、つまり噴霧器に非常に近い部分に組み込まれています。これは既に処理の 済んだ車体と次に処理を施す車体との間の色の変更行程において、時間と消費量の著しい節約を可能にします。

マニピュレーターのアーム内部には輸液ポンプが収納されており、このポンプにより塗料の完璧な使用量や、主要塗料の分配サーキュレーターから出る全 てのパイプが接続されている色変更台を確実なものにすることができます。専用の継ぎ手により塗料の再循環が保証されます。塗料を再循環させる目的は、塗料 が沈殿していると車体表面に塗布した場合に高い品質を保証できない場合があるので、塗料が絶えず動いているようにするためです。

車体内部の塗装ロボットシステム

車体内部の塗装ゾーンは、チリ除去セクションの後、車体外部の塗装の前に位置します。

車体内部の塗装ステーションでは、通常、ドアの輪郭と戸当たり、トランク、エンジンルームとボンネットの内側の塗装が行われます。サイクルは、コンベヤのストップ&ゴーシステム、またはコンベヤの連続前進モードで実行します。

可動部分によりロボットのアームは車体内部の作業をすることができますが、その部分のその開閉は、特別に設計されたマニピュレーターか、あるいはそ の塗装ロボット自身が行います。このロボットは 6 または 7 つの軸を備えています。ロボットで開閉する場合は、マニピュレーターの牽引トレーラーは通常塗装ブースの外部に「クリーン・ウォール」バージョンで設置さ れ、それによりブース内壁の外観が際立って改善されます。

車体外側の塗装ロボットシステム

車体外側の塗装ゾーンは、車体内部ステーションと制御ゾーンの間に位置します。

塗装サイクルでは車体外部表面にロボットで塗料を塗布します。ロボットは 6 または 7 つの軸を備えており、通常手首の部分にタービン静電噴霧器を組み入れています。Geico が推奨する噴霧器は最先端技術を駆使したもので、品質とパフォーマンスの点において最高の価値を誇るものです。

車体外部の塗装には、いくつかの異なるタイプの器具が使用されます。溶媒系塗料を塗布する場合は、内部負荷噴霧器を使用します。この噴霧器を使用す ると、塗装の最大の効果が得られ、従って塗料の無駄を最小に抑えることができます。また、水性塗料の場合は外部負荷静電噴霧器も、分離装置もどちらも使用 することができ、この分離装置はいくつかの異なるタイプで、水溶性で導電性の塗料を用いて静電塗装をすることが可能です。

slide121Geico の技術革新部門では、J-Hive と名付けられた革新的なプロジェクトを開発し発表しました。これは八角形のスペースで、車体の外側と内側を同一のステーションで塗装するためのものです。従来の塗装ブースに比較して、スペースと設備機器の面での縮小を可能にする新ブース構造は、車体を八角形の一辺からブースに入れ、別の辺から出すことができるので、塗装ラインをその場に合ったレイアウトで設計することが可能です。

このプロジェクトは、少量生産モデル、ニッチのモデル、または修正モデルの車両向けに開発されたもので、1台のロボットを設置するだけで、車両全体の完全な塗装ができるものです。それにより、投下資本と運営コストの両方の面でかなりの節約が可能となります。

またJ-Hiveは、ロボットの動作のための7番目の軸のカートを塗装ゾーンから削除することが可能です。それにより、最大の効率とスペースの清掃の能率をもたらします。

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車体の内部表面および外部表面にあるチリ粒子の除去には、自動清掃システムを使用します。

Geico では、De-Dust と呼ばれるコンパクトなシステム、またはフレキシブルオートメーションシステムを採用しています。また、特に、エミューの羽による車体内部および外部の清 掃、回転ブラシによる車体内部および外部の清掃による車体清掃を行うために、専用に開発されたロボット制御システムにより行われる場合もあります。

車体の内・外部表面の清掃は、塗装ブースより前に設置されたステーションにおいて、関節ロボットにより実行できる場合 があります。車体がコンベヤーの上を静止することなく移動していく場合、6 軸のマニピュレーターが使用されます。コンベヤーがストップ&ゴータイプの場合は、7軸のマニピュレーターが使用されます。

お客様の特別なニーズや Geico が提供する幅広いオプションにより、De-Dust システムの一部とエミューの羽の付いたローラーを用いたチリ除去ステーションとを組み合わせて使用することも可能です。

De-Dust は Geico が開発した車両の自動清掃システムで、エアジェットとエミューの羽で清掃をおこないます。

車体には 3 種類の異なる処理が施され、それぞれが清掃とチリ除去専門の機能を有しています。

先ず最初に、換気システムにより制御されたエアジェットが、車体表面に縦横に吹き付けられます。このように低圧エアを大量に吹き付けることにより、車体の内部と外部両方から汚れを取り除くことができます。

2 番目のモジュールは3~5つの機械により構成されており (数は処理を行う車体の大きさによる)、それぞれにエミューの羽が付いたローラーが適切に装備され、車体の内・外部表面に残っているチリの微粒子を的確に取り除きます。

最終段階では、イオン化された圧縮空気を高圧で吹き付けて車両表面の帯電を取り除き、それにより再びチリやほこりが付着するのを防ぎます。

重要なポイント:

  • 高い効率
  • 確立した技術
  • 使用後のエアをフィルターでろ過して再循環させ、省エネを図る
  • 短くコンパクトなシステム

車体内部の清掃

各ロボットには、車体内部のチリやほこり、微粒子を吸い取る装置が設置されています。アームには 6 または 7 つの軸があり、車内、トランク、ボンネット内の作業を行い、チリやほこりを吸い取ります。

ステーションはコンベヤーが前進しつづけるか、またはストップ&ゴーモードかのどちらかで作動します (選択可能)。これは後に続く塗装プロセスにおいて、ダスティングエアーやファンの調整により、車内にあるチリが車体外部の表面に付着して問題が発生する のを避けるためです。

システムには全ての機器が付属して提供され、そのためシステムがさらに効率的で安全です。

重要なポイント:

  • 品質欠陥の減少

エミューの羽によるチリ除去

機械を使用した従来のシステムと異なり、このシステムを利用すると、停止した車体 (ストップ&ゴー) にも塗装を行うことができます。また、このシステムは特にピックアップトラック、プラットホームトラック、キャブシャーシ、それに貨物自動車シャーシなど の車両に適しています。これらの車両はしばしば車体後部の面が非常に縦方向に高く、また凹状の箇所がある車体構造であり、このロボットは必要な時間、必要 な箇所にとどまり、作業を行うことができるので、車体表面に完全な塗装処理を施すことができます。

各ロボットにはエミューの羽のローラーが装備されており、制御された回転により、車体表面にある汚れや粒子をローラーが集めます。システムは、イオン化された 2 本のバー、チリを吸引し外部へと送り出す集塵装置、それに安全システムから構成されています。

重要なポイント:

  • 固定されている機械を用いた従来の方法よりも、極めて効果的な車体表面の清掃が可能
  • 清掃が難しい表面に対しても、ローラーの最適な方向に変えて対応することが可能
  • ラインの生産における異なる車体の種類に基づいた専用のプログラムを作成することが可能

回転ブラシ

機械を使用した従来のシステムと異なり、このシステムを利用すると、停止した車体 (ストップ&ゴー) にも塗装を行うことができます。また、このシステムは特にピックアップトラック、プラットホームトラック、キャブシャーシ、それに貨物自動車シャーシなど の車両に適しています。これらの車両はしばしば車体後部の面が非常に縦方向に高く、また凹状の箇所がある車体構造であり、このロボットは必要な時間、必要 な箇所にとどまって作業を行うことができるので、車体表面に完全な塗装処理を施すことができます。さらに処理が難しい表面や狭い空間においての清掃も行う ことができます。

各ロボットには回転ブラシが装備されており、処理を行う車体表面に機械的な動作を行い、これはエミューの羽を用いた処理よりもさらに強力に効果を発揮します。このシステムはコンパクトなため、狭く作業が行いにくいエリアへの作業も可能にします。

システムには全ての機器が付属して提供され、そのためシステムがさらに効率的で安全です。

重要なポイント:

  • 塗装ブースの空気学的なバランスが正しくない場合に、スプレーしぶきに対しての感度が低い
  • 車体の内側表面と外側表面とを同時に清掃可能
  • 同じラインの生産における異なる車体の種類に基づいた専用のプログラムを作成することが可能

slide32ボックスセクション内部をワックスオイルまたはワックスで磨く処理は、塗装作業場における最終段階で、この後車両は組み立てラインへと進みます。

この最終段階の処理では、ボックスセクション内部や車体の凹部分など、スプレーによる塗装では処理を施すのが不可能な部分に対し、錆止めの追加の処理を施す作業を行います。

ワックスオイルの自動塗布

ワックスオイルの自動塗布は細心の注意を要する作業であり、最良の仕上がりが得られるように、Geico は特別の注意を払っています。そのためシステムは、塗装に影響を与える要素を絶えず一定に保つため、必要な全てのコントロールを行うように設定されています。

自動制御エリアの後に手動エリアが続き、そこではオペレーターが自動制御で実行できない部分に塗装処理を施します。さらにラインの管理システ ムにより自動的にチェックされ、指示された部分にも、手動での処理が繰り返し行われ、このようにして、全ての必要な部分に確実に塗装が施されます。

処理が必要な凹部分を精密に検討した後、ノズルがボックスセクション内部にワックスを塗布します。このノズルは、正確なワックス塗布を行うよう、精密に設計されています。